高橋稲荷神社(たかはしいなりじんじゃ)所在地:熊本市西区

高橋稲荷神社

日本稲荷の五社の一つに数えられる高橋稲荷神社は、明応5年(1496年)隈本城主鹿子木親員が上代城を築いた折に、上代城鎮護のため京都の伏見稲荷神社(日本三代稲荷)から勧請したのが始まりです。
年間の参拝者は150万人を数え、毎年2月の初午の日に行われる例祭は、20万人の商売繁盛や五穀豊穣、福徳円満、願望成就を願う人々が参拝し、一日中広い境内が人で埋め尽くされます。またこの日の呼び物は、7回に分けて行われる「福餅まき」で、石垣の上の祈祷殿より下の広場を埋める群衆に紅白の餅がまかれ、縁起のよい福餅を拾わんとする人々で、祭りは盛り上がります。
奥の宮を登った先には太子堂があり、春には六角形のお堂と満開の桜が絵のような風景を描き出しています。