南小国町は沢山の温泉があることで有名な町です。
その町に、古代の神秘を感じされる場所が存在します。マゼノ渓谷の近く、標高845mの押戸石山です。この山頂には大小数百個の石群があり、最大の石が押戸ノ石と呼ばれています。
ここの石群の配置が、人為的になされたのではと、思われることから、太古の遺跡ではないかと推測されています。またこの石には、約4千年前のシュメール文字と思われるペトログラフ(岩刻文字)が刻まれています。
この石群一帯は、聖地と思わせる美しい景観で、ここから広がる景色は360度どの方角を見ても絶景です。遠くに九重連山や湧蓋山、阿蘇の外輪山も一望できます。
伝説では、鬼たちが夜な夜なこの山の石でお手玉をして遊んだとも言われていています。