日本一の石段 御坂遊歩道(みさかゆうほどう)所在地:下益城郡美里町

日本一の石段 御坂遊歩道(にほんいちのいしだん みさかゆうほどう)所在地:下益城郡美里町

「西の高野山」と呼ばれ、九州での仏教布教の中心的役割を果たしたとされる釈迦院(八代市泉町)は、1200年の歴史を秘めた由緒ある寺院です。

その表参道である御坂遊歩道の石段は3333段あり、日本一長い石段です。
日本一の石段は町おこしのシンボルづくりを狙って建設されたもので、昭和63年3月末に完成しました。

石段には日本各地の名石のほか、中国、韓国、インド、ロシア、ブラジル、アメリカ、南アフリカなど世界各国の御影石が使われています。
標高差は620メートルで、全長は約3キロ。天気のよい日は、石段の頂上付近から海を越えた島原半島の雲仙普賢(ふげん)岳も見渡せます。

また、毎年11月の第3日曜日には、日本一の石段を利用したスポーツイベント「アタック・ザ・日本一宣言タイムレース」が開催されています。

3333段の石段を登ってスタート地点に戻って来るまでの時間を予想登録し、実際の時間との誤差を競う競技で、県内外から毎年沢山の方々が参加されています。