「五木の子守唄」で有名な球磨郡五木村。平家の落人伝説でも有名な所で、九州山地の山岳地帯にあります。
大変自然豊かで、全体が九州中央山地国定公園にあたり、落差35mの飛沫を上げて流れ落ちる勇壮な滝を有する大滝自然森林公園や、南北朝時代に肥後国隈府(現菊池市)を拠点に九州南朝全盛期を築いた後醍醐天皇皇子、征西将軍懐良親王(かねながしんのう)が戦いに敗れて五木の里に一時身を隠されたときに通られたと伝えられる大通峠など、自然林に囲まれた絶好の避暑地です。
白滝公園もそのような中にあり、高さ70m、幅200mの威容を誇る石灰岩の絶壁があり、この石灰岩が滝に似ていることから「白滝公園」と名付けられました。
岩内部には鍾乳洞もあり、見学も可能となっています。
夏の避暑ばかりでなく、春には野いちご、秋には紅葉、そして冬にはツララも楽しめます。